どうもアサヒです。
ブログをはじめてから、文章を書く大変さをあらためて実感しています。
そして、こんな悩みを僕は持っています。
- 相手に読まれる文章を書きたい
- 相手の心を動かす文章を書きたい
- 相手を行動させる文章を書きたい
文章が読まれなければ、相手の心を動かすことや、相手を行動させることはできません。
今回は、僕が持っている悩みを解決するために読んだ、1冊の本を紹介します。
人を操る禁断の文章術
文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。
人を操る禁断の文章術
人を操る禁断の文章術を読めば、読んだ相手を行動させる方法がわかります。
人を操る禁断の文章術とは?
著者は、メンタリストDaiGo氏です。
人の心を読み、操る“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。
テレビ番組への出演多数。外資系企業の研修やコンサル、教育誌への連載なども手掛けている。
主な著書は、『メンタリズム 恋愛の絶対法則』(青春出版社)、『実例 図解版 メンタリストDaiGoの相手を意のままに操る「話し方」入門』(ワニブックス)、『これがメンタリズムです メンタリストになれる本』(幻冬舎)、『一瞬でYESを引き出す 心理戦略。』『男女脳攻略。』(ともにダイヤモンド社)など。著書は累計で80万部を超える。
本書は、人の心を操る「言葉と文章の絶対法則」を、著者が初めて明らかにした1冊となる。
人を操る禁断の文章術
著者を知らない人はいないでしょう。
現在はYouTubeでも活躍しています。
メタリストである著者が、経験を積む中で学んだ、「相手の興味を探り、心に刺さる言葉を投げかけることの大切さ」。
それは文章を書く上でも同じで、興味のあるテーマを選び、心に刺さる言葉を盛り込むこと。
それが文章を読んでもらう条件であり、想像力を喚起させ、行動を変えていくきっかけとなる言葉の共通点です。
本書を読んで、
- きれいな文章を書きたい!
- かっこいい言い回しを学びたい!
- 小説家になりたい!
そう考えている方がいたら、違う本を読むことをオススメします。
本書は、相手を思うままに行動させたい人のための本です。
美文のコツは書かれていませんが、
- 相手に読まれる文章
- 相手の心を動かす言葉選び
- 相手を行動に導くための技術
以上のことについては、ふんだんに盛り込まれています。
人を操る禁断の文章術に書かれている、メンタリズム文章術の特徴である3つの原則を紹介します。
メンタリズム文章術 原則1「あれこれ書かない」
あえて短い文章で相手の想像力を利用して、行動を導く。この原則は、あらゆる文章で使えるテクニックです。
書き方のポイントとなるのは、「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をして欲しいか」で考えること。
そして、どのように書けば読み手が「それをしてもいいかな?」「ぜひそうしたい!」と思うのか、を考えるのです。
人を操る禁断の文章術
相手に文章で伝えるとき、一から十までを丁寧に書いてしまうことはありませんか?
それが間違っているとは言いません。
ですが、ポイントさえ押さえていれば、短い文章で相手の心を動かすことができます。
心を動かすためには、きちんと説明された長い文章である必要はありません。
人は、受け取った情報が足りないときは想像や予測で判断する習性があります。
読み手の想像力を利用することが、メンタリズム文章術の一番の特徴です。
メンタリズム文章術 原則2「きれいに書かない」
国語の教科書に出てくる随筆のような文章、文法に誤りがなく句読点の使い方も正確な間違いのない文章というのは、するすると読み進めることができます。それらが悪いわけではありません。
しかし、相手の心を動かすという意味では決定的な力が欠けています。それは感情に働きかける、感情を揺さぶる力です。
人を操る禁断の文章術
校長先生の堅苦しくて長い話よりも、友達同士の雑談の方が記憶に残ったりしませんか?
小奇麗でお利口な文章は読者に読まれません。
書くべきなのは、個人的な思いが盛り込まれた文章です。
たとえ表現が稚拙だろうと、言葉選びが洗練されていなくても、読み手の心を動かすことができます。
「きれいな文章を書かなくてはいけない」と気をつけるばかりでは、自分の感情を抑えてしまいます。
それでは、読んだ相手の心を動かすことはできません。
「人は論理ではなく感情で動く」という心理法則があります。
感情を動かすために必要なのは、きれいな文章ではなく、話しかけるように書くことです。
話しかけるように書くことで、自分の感情を相手にも文章で伝えることができます。
自分の感情が相手にも伝わったとき、はじめて相手の心を動かすことができるのです。
メンタリズム文章術 原則3「自分で書かない」
書く前にどれだけ調べられるかで、勝負は決まります。ペンを取るまでにうんうんと悩み、書き始めてからも思うように進まないなら、それは準備が不足しているからに他になりません。
ペンを取ったとき、キーボードに向かったときには、相手の心を読み解き終え、一気に文章が書ける状態が理想です。
人の心を揺さぶる文章を書きたいなら、自分の頭の中を探る時間は最小限に。刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心の中にあるのですから。
人を操る禁断の文章術
自分で書かないとは、どういう事でしょうか?
自分では書かない、という意味ではありません。
特定の相手を想像し、その相手の心を読み解き、刺さる言葉を見つけ出すことです。
文章を書く前には、必要な準備があります。
情報を集めることです。
でもただ集めて書くだけでは、人の心を動かす文章はできません。
書いた文章には、必ず読み手がいます。
どんな人が読むかを考えた上で、情報を集め、文章を書く。
ダイレクトマーケティングの世界では、マインドリーディングと呼ばれる方法です。
読む相手を定めることで、必要な情報が集まり、想像した読者の心を動かす文章が書けるのです。
最後に
今回は、人を操る禁断の文章術を紹介してきました。
- 相手に読まれる文章を書きたい
- 相手の心を動かす文章を書きたい
- 相手を行動させる文章を書きたい
もし、僕と同じ悩みを持っている方がいれば、ぜひ読んでみてください。
文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。
人を操る禁断の文章術
本書を読んで、相手を行動させるためのメンタリズム文章術を学びましょう!
余談
書評8回目です。
最近仕事が忙しく、全然ブログができませんでした。
本を読む時間もなかったです。
でも不思議なことに、ゲームやYouTubeを見る時間はありました。
やっぱり、考えないで出来ることは楽ですからね。
Twitterでなんとかブログのモチベーションを保っています。
毎日ツイートもできていないですが、少しずつフォロワーさんが増えていることに驚いています。
これからも頑張って続けて行きますので、よろしくお願いします。
では、また次回。
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