どうも、アサヒです。
いきなりですが、
- 文章を書くのは苦手だ
- 文章を書くのは苦痛だ
- 文章を書くのは難しい
あなたはこう思っていませんか?
実を言うと、僕もそう思っています。
文書を書くのはとても苦手で、学生時代の作文は大嫌いでした。
そんな僕ですが、現在ブログで文書を書くようになりました。
ブログはやってるけど、文章がうまく書けない
そこで文章に関する本を、とりあえず10冊は読もうと決めて、先日ようやく読み終わりました。
すでに何冊か記事にしているのですが、今回はこの1冊を紹介します。
簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック 文書力の基本
(以下、文章力の基本)
「基本さえ身につければ、文章を書くのは決して難しくない。それどころか、とても楽しい」
文章力の基本
文章力の基本を読めば、明快な文書を書くための77のテクニックがわかります。
文章力の基本とは?
著者は、阿部紘久氏。
東京大学卒。帝人(株)で、宣伝企画、国際事業企画、開発企画、経営企画に携わった。その間に、タイ、韓国、イタリアの合弁会社に10年間勤務。その後、日本にある米国系企業のCEOを務めた。2005年から10年間昭和女子大学で文章指導。いくつかの企業でも指導している。著者に『文章力の基本の基本』『文章力の決め手』(日本事業出版社)、『文章力の基本100題』(光文社)、『シンプルに書く』(飛鳥新社)や、7部作の電子書籍エッセイ集『命ささらぐ』などがある。
文章力の基本
著者が書いた文章術の本の中で、文章力の土台作りに焦点を絞ったこの本は、40万部を突破しています。
本書は著者が文章指導を行う中で、頻繁に遭遇する問題ばかりを取り上げたものです。
ここに書かれたことを身につければ、文章の欠点が大幅に減らすことができます。
主に若手・中堅ビジネスマンを対象に書かれたものですが、さまざまな文章に共通する土台をしっかり固めるという狙いから、僕のようなブログ初心者にもおすすめです。
明快な文章を書くための77のテクニックを、社会人や学生が書いた豊富な文例とともに説明しています。
文章力の基本を読んで、重要だと思ったポイントを3つ紹介します。
言いたいことを明確にする
言いたいことが不明確であったり、未整理であったら、当然いい文章は書けません。まず、その文章で書くことを絞り込みます。その上で、どんな複雑なことでも、シンプルな文の積み重ねで表現するように努めます。そのような試行錯誤を通じて、言いたいことがより明確になります。
文章力の基本
言いたいことを明確にするために、5のテクニックが紹介されています。
僕も文章を書くときみ、頭の中で考えていることをうまく書けないという悩みがありました。
どうしても複雑になってしまうんですよね。
まだ書ければいいのですが、うまく表現できなくて書けないということがたくさあります。
伝えたいことがうまく整理できずに、不明確のまま書こうとする。
これでは伝えたい文章は書けません。
言いたいことを明確にするためには、
- 概念(コンセプト)を整理する
- なるべくシンプルに整理する
- 曖昧に漠然と考えない
といったことが必要です。
僕も今言ったことをできるだけ意識して、あなたに伝わる文章を書くように心がけています。
分かりやすく書く
文章は、「最後まで読んで考えれば、分かるはずだ」ではいけません。「考えなくても、読むそばからスラスラ分かる文章」がいい文章です。
文章力の基本
分かりやすく書くために、12のテクニックが紹介されています。
僕の書いている文章は、スラスラ分かる文章で書かれているでしょうか?
正直言って、自分ではよくわかりません。
なぜなら、書いている自分にとって、「今書いている文章はわかりやすいもの」だと思っているからです。
では、分かりやすく書くためにはどういったことが必要なのでしょうか?
- 主役は早く登場させる
- ぼやかして書かない
- 箇条書きを活用する
主役とは主題のことです。
次の2つの文章を読み比べてみてください。
PS4の後継機は、SSDを内蔵していて、ディスクドライブを備えた「標準モデル」と、ディスクドライブがない「デジタル・エディション」があるPS5だ。
PS4の後継機は、PS5だ。SSDを内蔵していて、ディスクドライブを備えた「標準モデル」と、ディスクドライブがない「デジタル・エディション」がある。
PS5について簡単に説明した文章ですが、主題が分かりやすいのはどちらでしょうか?
僕は、後者の方が分かりやすいと思います。
ぼやかして書かないとは、ストレートにはっきりと表現することです。
次の2つの文章を見てください。
PS5には、ディスクドライブを備えた「標準モデル」などがある。
PS5には、ディスクドライブを備えた「標準モデル」と、ディスクドライブがない「デジタル・エディション」がある。
僕もよく、「など」や「とか」を使ってしまいますが、ぼやかしたりせずに、ストレートにはっきりと表現するように心がけています。
箇条書きは普段から活用いています。
箇条書きを使うと、文字数が削減でき、要点がわかりやすくなり、とても読みやすくなります。
簡潔に書く
「1語でも短く、1字でも短く」を常に心がけることによって、あなたは計り知れないほど大きなものを得ることができます。言いたいことがより鮮明に伝わり、説得力が増し、読み手の好感度が向上するからです。
文章力の基本
簡潔に書くために、12のテクニックが紹介されています。
簡潔に書く。
簡単なようで難しいですよね。
僕も、1文はできるだけ短く簡潔に書くようにしています。
文章を書いていると、簡潔に書けているかわからなくなってきます。
簡潔に書くために必要なことは次の通りです。
- 削れる言葉は徹底的に削る
- 同じ言葉が続いて出てきたら、1つにする
- 意味のない言葉は書かない
文章を書いていると、長くなることはよくあります。
その全てが意味のある文章ならいいのですが、後で読み返すと、「この言葉はなくても意味が通じるのでは?」と思うことがよくあります。
同じ言葉や表現、なくても通じる言葉は削りましょう。
ムダな文章を削ることによって、相手に伝えたいことがはっきりと見えてきます。
そうすることで、短くても相手に伝わる文章が書けるのです。
最後に
今回は、文章力の基本を紹介してきました。
- 文章を書くのは苦手だ
- 文章を書くのは苦痛だ
- 文章を書くのは難しい
こんな悩みをお持ちの方は、ぜひ読んでみてください。
「基本さえ身につければ、文章を書くのは決して難しくない。それどころか、とても楽しい」
文章力の基本
書かれていること、一つ一つは極めてシンプルです。
文章力の基本を77のテクニックで学ぶことができます。
本書を読んで、文章力土台をしっかりと作りましょう!
余談
書評7回目です。
本文にも書きましたが、前回買った文章に関する本を10冊すべて読み終わりました。
「ブログを書くときはこう書くといい」といわれていることが書いてありました。
もちろんそれ以外にも、基本的なことは書かれています。
文章を書く上で、とても勉強になりました。
勉強したことを活かせるかはまた別の話ですが・・・
買った本を読み終わった僕は、新たに本を10冊注文しました。
今度はブログに関する本です。
今話題の、「ブログで5億稼いだ方法」も買いました。
もっとブログについて勉強して、よりよいブログを作っていきたいと思います。
では、また次回。
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